最近、情報格差というか情報技術格差というか、
同年代・同世代間の中でもジェネレーションギャップを感じることが多くなったので記事にします。
2021年になってからのTrello個人情報流出問題、銀行サービスのGithub(ソースコード)公開など、ハッキリいって私は日本人はITリテラシーが低いと思っています。
背景としてそういった教育が行き届いていないことも関係していますが、マイナンバーアプリの完成度の低さ然りゆうちょ銀行の個人情報漏洩(電子マネーへの理解不足)然り日本は先進国のなかでも圧倒的にデジタル化の波に遅れています。
昨年コロナ禍で急速なリモート化によりその辺が整備される、とまことしやかに囁かれましたが、対応しきった会社はごく一部で、現在は「緊急事態宣言慣れ」した社会人が、「マスクを付けただけ+今までのライフスタイル」に戻りつつあります。
これは「適応」ではなく、「自分で情報を仕入れ判断することを怠った積み重ねの結果」だと思っています。
現在5月中旬、日本では(特に大阪で)コロナは英国発変異株が猛威をふるっていますが、
来月はインド・カルフォルニア初の二重変異体がより脅威になることが示唆されており、事実私はそうなると思っています。日本人の約6割が持つとされる白血球抗原「HLA―A24」の監視を免れる能力があるということが、4月に東京大学医科学研究所の准教授である佐藤佳氏らの研究で明らかになっています。
こうした事実を知らずに毎日ただ仕事をして、帰ったらTVやYoutubeを見て終わる。そのような生活が当たり前になっていると、自分の将来やお子さんの未来を段々と発展途上に陥れていってることに気付かないのです。この生活が当たり前に続くと考えているのです。これは由々しき事態です。
正直、現段階で子供に幸せな環境を与えるならば、私は海外で育てます。
この国の将来性があまりにも危ぶまれているからです。
以前オーストラリア在住の、シドニー大学の生徒である日本人と会った際に驚いたのが、オーストラリアの学生の間では、高校生の頃から誰に習わずとも当たり前にPhotoshopを触っているということでした。
当然、オーストラリアにも教育の層がありますから全高校生が皆等しく扱えるわけではないと思っています。しかし、話を聞いていてスマホの画像編集アプリでなく、パソコンで画像編集を行う数が日本人高校生の比ではないといった印象を受けました。
日本の現代社会人(≦中間職↑)で言う、ExcelやPowerPointといった感じなのでしょう。
「使えて当たり前」と感じるからこそ、皆使えるようになっていくのです。
日本人は特に他国に比べて、その意識が低いと言えます。だからこそ、古い技術や習慣にしがみついて中々デジタルへの推移に踏み切れなかったり、新しい物事に挑戦しようという風土が中々生まれないのです。
昨年政府から「プログラミング教育」なるものが施行され始めましたが、今後の世の中間違いなく必要になってくるのはプログラミング、ではありません。
勿論出来れば可能性は無限大に広がりますが、それよりも社会人として備えるべき必須能力は【ITリテラシー】です。
その為には「教育」という土壌の醸成が不可欠であり、
それはお子さんだけでなく親御さん自身も備えておく必要のある基礎知識なのです。
今秋デジタル庁の新設がようやく決まりましたが、台湾のデジタル庁にて最年少大臣となったオードリー・タンさんのような方は日本では登用されないので、あまり目覚ましい発展は現状の情報では期待できないと思っています。。
知らない人の為に簡単にお伝えすると、
Appleから時給1BTC(ビットコイン)で仕事をオファーされるほどの実力の持ち主で、
台湾に新型コロナが持ち込まれてマスク不足になった際、一人でたった3日間で国のマスク流通システムを開発・実装した大天才と言われています。
そのおかげもあり、台湾は全世界の中でトップクラスのコロナ対策に成功しています。
中国の感染者数が少ない話は、又の機会にしましょう。
とにかくITに注力した国家とそうでない国家では、これほどの違いが生まれます。
コロナだと生死に直結する問題なので、目に見えて分かりやすいですね。
しかし実際では、物事やサービスの裏側で似たようなことが次々と起こっています。
だからこそ、ただ飯を食って生きているだけの日本人になると、「オワコン化」する未来になって当然ともいえるのです。誰にでも逆転や挑戦できるチャンスが平等な時代に近づいてきたという事は、惰眠を貪っていて何もしないと損をする時代になったということです。
そういっても「皆そうじゃん」と考えてる人がいますが、大衆と同じ方向を向いているから安心と感じる人は、最も危険と言えます。
昨年2月にマスクが供給不足・高騰化した際に嘆くことしかできなかったのは、そういった人たちだと思います。
スマートフォンが普及し道端の人と話すより、
各々が「個々の世界」に入るのが当たり前になった世界では自分で情報を仕入れ、判断することが大切になってきます。
自己防衛おじさんもいっていますが、これからの時代は誰にも読めません。
だからこそ、「国が」とか「みんなが」○○だから、という思考停止した状態はあまりにも危険なのです。
こうした情報に興味を持ち、多く触れることでその差異が感じ取れるようになり、
自分には何が正しくて何が大切か、といった取捨選択が初めて出来るようになってきます。
その「情報(Information Technology)」を調べることの出来、
自分で判断を下すことのできるす能力が「ITリテラシー」と呼ばれるものです。
それさえできていれば、国の経済が不景気であっても自衛することは出来ます。
即ち、将来何が起ころうと自分の周りの人を守っていけるようになるのです。
現在私のサイトでは、ITに興味が湧いた、学びたいけど何から学べばいいか分からないという方へ向けたレッスンやセミナーを行っています。スキルをつけると、こんなこともできるようになります。
スキルを学びたいだけでなく、Webサイトがほしいという方やオンラインで何かやりたいけど詳しくなくてどうしていいか悩んでいる、という方も大歓迎です!
高齢化社会を迎える日本では、IT知識のない年配の方が損をしてしまう現状も多く、そういった方々の助けにも成れたらと思っています。なので年齢は関係なく、学びたい、若しくは解決してほしいという気持ちさえあればOKです。
興味の沸いた方がいましたら、メッセージいただければと思います。
ご連絡お待ちしております。٩(๑❛ᴗ❛๑)