かのゲーリー・ズーカフの名言。これに似たメッセージがGitで表示された時の対処方法を紹介します。
ちなみに、上記の画像は特にGitとは関係ありません。
(彼はGitの開発者ではなくアメリカの作家)
エラーメッセージ
*** Please tell me who you are.
Run
git config --global user.email "you@example.com"
git config --global user.name "Your Name"
to set your account's default identity.
Omit --global to set the identity only in this repository.
fatal: unable to auto-detect email address (got 'username@PCname.(none)')
原因
初めてそのGitリポジトリに、既存のアカウント以外でアクセスしたため。
つまりは今後バージョン管理を行っていく上で、
・誰が更新したか
・どこに連絡すればよいか
の2点を抑えるべく、最初に設定しろと言ってきている。
解決方法
メッセージにあるように、自分が何者かを名乗ればよい。
ちなみにメールアドレスは必須ではない。
--global
オプションを付けることで他のリポジトリでも同じ名前、アドレスが効くようになるが、複数チームやプロジェクトなどで活動する場合は外しておくのが無難だ。
git config user.email "youradress@gmail.com"
git config global user.name "Your Name"
変更、再設定したい場合も同コマンドにて上書きが可能。
以上を入力し、Enterすることで次回以降は訊かれなくなる。