OpenBCI GUIにてNetworking-Test-Kitでプロトコルの値がうまく送受信できない問題の解決法

脳波

ででん。

さぁ皆さん、脳波の時間です。

最近8ch脳波デバイスの自作に勤しんでいるのですが、暫くブログではそっち系の更新は止まっていましたね。。また落ち着いた段階で記事にしていこうかと思います。

さて今回は、OpenBCI GUIのNetworkingタブから外部アプリケーションと各種プロトコルにて通信を行う際に若干msって通信できなくなってしまったので、その対処法を紹介します。

うまく動かないという人は是非参考あれ。(環境はWindows11)

現象(というか自分のミス)

NetworkingタブにてOSC通信のStream開始

「Start OSC Stream」を初めて押下する際に、Windowsではファイアウォールアプリケーションの通信許可設定のポップアップが表示される。

わたしの場合は、「まぁ通るやろ」という軽い気持ちで適当に閉じてしまい、値が送受信できなくなってしまった。

osc?receive.pyの実行
なにもはじまらない

1クリックで閉じれちゃうし、必要ならファイアウォール設定から変えればいいだけやん、と軽視していたのが間違いだった。

設定画面を見ても、OpenBCI_GUI.exeが見当たらないのだ。

ファイアウォールにて通信アプリケーションの個別許可
タイプする前に考えること。大いなる力には大いなる責任が伴うこと。
ふと頭をよぎるLinux

解決方法

以下の記事にまとめてある、フォルダパスからファイアウォール上の通信アプリケーションを特定する方法を参考されたい。

というかOpenBCI_GUIで躓いたときに備忘録としてまとめたものなので、そこに答えもある。

javaw.exe というアプリケーションが通信プログラムの正体と判明する。

そちらの通信を繋いでいるネットワーク上で許可すると、正常に通信が行えるようになる。

実際に計測した脳波の時系列データ
こんな感じ

これで脳波デバイスで取得した値の外部アプリケーションへの送信が可能となった。

まとめ

OpenBCI GUIでは、rawデータをSerial,LSL,UDP,OSCと様々な通信プロトコルで送受信を行える為、使い勝手が良いです。(参考:OpenBCI_GUIネットワーキング 出力ガイド

特にSerialやOSCなどでRaspberry piやUnityといったデバイス、アプリケーションとの通信も容易になる為、もうほんと夢のようなことができちゃいます。

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以上、お読みいただきありがとうございました。<m(__)m>

まる。

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Python歴5年のフルスタックエンジニア&ヨギー。
大学は心理学専攻、趣味はヘルスケア全般。
最近は自作脳波デバイスの設計とそれを使ったインタラクティブアート生成に勤しみ中。

↓アートとか日常。
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