【必見】初心者向けTouchdesignerの学習に役立つチュートリアルとかとかリンク集

Touchdesigner って美大や芸大で習ってるんだろうか。。

どうもこんにちわ。面白そうだから独学で初めて見たはいいものの、友達がふえずぼっちクリエイターをしている まるです。

この記事では「Touchdesignerを学習し始めた人」を想定読者に、「Touchdesignerで何ができるか」の魅力についてはまた改めて記事にしたいと思います。

Touchdesignerのインストール方法はこちら↓

書籍

まずは数少ない日本語の書籍から紹介していきます。

Visual Thinking with TouchDesigner – プロが選ぶリアルタイムレンダリング&プロトタイピングの極意

最初はこちらの書籍を購入して基本操作を学びました。
発売日は2017年で、当時はまだ日本語でTouchdesignerの使い方を説明してくれている書籍が発売されておらず私のような独学ユーザーからすればバイブルでした。

基本的な操作方法だけでなく、実際に基本編・応用編と作品を作りながら全体の操作感を掴んでいけるので非常に読み進めやすいです。

著者は、日本でも有数のTocuchdesigner先駆者である松山周平氏、松波直秀氏。

Touchdesignerを始めるなら、必携の一冊と言えるでしょう。

Sampleデータもダウンロードできるようになっており、解答と実際に照らし合わせながら一つ一つの作品を作っていけます。

また、海外のアーティストさんも複数人紹介されており、こんな感じで仕事してるんだ~とかこんな感じで作ってるんだ、という風に参考になるプロの現場事例が掲載されています。

(追記)
どうやら2020年末に改訂第2版が発売されていたようです。知らなかった。。

大きな変更点としては、アーティストのライブ映像演出を手掛けるBACKSPACE Productions Inc.による解説コンテンツが新規収録されているようです。

ビジュアルクリエイターのためのTOUCHDESIGNERバイブル: 映像と音楽を駆使したビジュアルアートの創り方をトップクリエイターの作例から解説

こちらも、時期を同じくして2020年末に発売された新しいTouchdesignerの入門書です。

海外アーティストの作品紹介やインタビューがない代わりに、目次を見るに一つ一つの説明が丁寧にされている印象を受けます。(読んでないので断定はできませんが・・)

ハイエンド映像クリエイションの現場で活躍するトップクリエイター、川村健一氏を中心に同様のクリエイター松岡湧紀氏、森岡東洋志氏が、自身の作例を元に制作過程を綴っているようです。

これから始めてみるという方はこちらも購入してみると良いかもしれません。

参考になるリンク集(主に日本語)

さて、皆様お待ちかね学習チュートリアル集です。

英語に若干の抵抗・苦手意識のある方は、先に日本語のチュートリアルをこなし深い説明を把握したうえで、徐々に海外の作品に触れていくという行程がオススメです。

海外のチュートリアルもYoutubeなどで字幕付きで学習・模倣できるのですが、
自分の場合何となく真似して作り上げてしまう場合が多く、各オペレータへの理解度が全然上がりませんでした。

公式ドキュメントを照らし合わせて都度翻訳しつつ、という事もやってみましたが、先に日本語で学習できる部分はしておく、というやり方の方が無難かつ効率的に感じました。

という事で、まずは日本の大御所、諸先輩方からご紹介していきます。(順不同)

だいたい日本語でTouchdesigner系をggると必ず目にすることのある方たちです!

メディアアート・プログラミング 2020 (アプリケーション開発)

まずはメディアアート業界で知らない人はいない、田所淳さんによるブログ「yoppa.org」にて公開・提供されている資料になります。

前橋工科大学総合デザイン工学科にて、3年生の授業でやる内容のシラバスが公開されています。

基本操作から、オーディオヴィジュアライズ、パーティクル表現、GLSL入門など基礎的な所はほぼ全て網羅されています。

Sampleデータも配布されているので、まさに独学の救世主となるようなWeb教材です。

私のような独学者からは、一方的に先生として崇められる存在となっています。

TouchDesigner Study Basic

続いてこちらは、Morioka Toyoshiさんが大学の講義で使っていた資料をnoteにまとめてくださったものです。

この盛岡さんも非常に有名な方で、 現在はテクニカルディレクターズアソシエーション(TDA)という会社の代表をされています。

大阪芸術大学・京都芸術大学で非常勤講師をされており、そこで教えられている内容をNoteにて発信してくださっています。

驚くべきことに、こちらも全て無料となっています。

私も幾度お世話になったかもはや数え切れず、もう本当に頭が上がりません。。
(Google先生に尋ねるたびにそのnoteへ行き着く)

下記リンクにまとめてある18本は、必ず目を通すようにしておきましょう。

それが後に良い作品を作ることへの近道となります。
基礎は要です。

映像音響処理概説 2018・2019

こちらも、3日もTouchdesignerを勉強していれば目に入らないことがない、比嘉了(ヒガサトル)さんのサイトにて提供されている講座になります。

比嘉さんは東京藝術大学の非常勤講師で、1983年生まれのプログラマ/ビジュアルアーティストです。

こちらでも、大学の学習教材として使われていたものが一般公開されています。

(講師の皆さん、神すぎ..)

2018、2019共に各20回、18回の大ボリュームで、サンプルデータも配布されているという豪快っぷり。

世の美大・芸大生は、こんなに楽しい授業を受けてるんですね。
ちょっぴり泣きたくなってきました。。

まあでも無料で公開していただいけてるので、独学勢も余すところなく吸収させて貰いましょう。

大事なのはどこで学ぶかではなく、どれだけ学ぶかです。

TDSWシリーズ

今度は、個人のブログではなく(というか今までの方々が個人であのレベルなのがおかしい)Tokyo Developers Study Weekendという団体の運営するYoutubeシリーズになります。

完全初心者の方には、「TDSW Youtube Academy」という括りで初級講座がまとめて公開されているので、知識ゼロの状態からでもこちらの動画を見れば分かりやすく学習を始められます。

こちらは、元々東京発Touchdesignerを広めよう、という試みでスタートしたチュートリアルシリーズが多く公開されているのですが、海外からの発信・への講座も行っている為、動画によって登壇者(Speaker)が日英と混在しています。

ただ、その分海外のセンスある作品を学べたり、海外の人が学びたいと思うようなレベルの高いチュートリアルを発信していたりするのでクオリティはピカイチです。

momaさんのYoutubeチャンネル

こちらは、Touchdesignerを勉強しつつチュートリアルを発信してくださっている個人のクリエイターさんになります。(スゴイ)

60本以上の数の動画があり、様々な試行錯誤やチュートリアルを発信されています。

私はこちらのYoutubeの音楽に合わせて物体やエフェクトを動かしてみる、という動画に行き着いて知ったのですが、非常に丁寧な動画説明をされていて、オペレータの項目設定も見落とすことがないように分かりやすく気を配りながら配信してくれています。(海外のチュートリアルなどだと若干倍速になっており、細かい設定を見逃すことも多い)

内容がかなり良い分、サムネイルで少しピンと来ない感じになっているのが個人的にはちょっぴり勿体ない感じ。(絶対視聴者が増えたらもっとバズると思う)

とにかく、丁寧なのでオススメです!

海外のイチ推しチュートリアルリンク集

海外はYoutubeに沢山転がっていますが、それも含めて一括で網羅できるオススメのサイトを紹介します。

こちらのサイトでは、言語別に記事がカテゴリー分けされており世界のあらゆるTouchdesigner Tutorial Moviesが整理集結しています。

数々のチュートリアルたち

まぁ、Japaneseカテゴリに何故か韓国語も混ざっているのですがそれは学べるチュートリアルの量と質からしたら些細な問題で、およそ2千を超えるTouchdesignerのチュートリアル動画がここに集まっています。

前述のTDSWなどもこちらで紹介されており、私はYoutubeでTouchdesignerのチュートリアル動画を探す前に、こちらのサイトで探すようにしているくらいです。

これだけの数のチュートリアルがあれば、やりたい機能やお気に入りのアーティストなどが必ず見つかるでしょう。

公式サイトにもチュートリアルはある

最後に、Touchdesigner公式サイトにあるチュートリアルをご紹介します。
(公式を最後に紹介するというのも変な話ですが・・)

derivativeのチュートリアル

こちらも、公式というだけあって一応数はあったりするのですが、
Youtubeに含まれていたり(つまりは先述のサイトで見つかる)、ちょっとチュートリアルそのものが雑だったりして個人的には後回しにしています。

何かいい感じのものが他で見つからない場合に、気分転換に漁る、ぐらいの感じです。

あとは、Tutorialと別にForumで.toe/toxファイルを配っていたりします。

これも数は少ない物の、結構面白いものも落ちていたりするのでむしろTutorialsを探すより楽しいかもしれません。

完成度高い

ただ、チュートリアルと違っていちから作る手順を公開しているわけではないので、既存のオペレータや値の関係性を見て、仕組みを理解できないと学習効果はさほどないでしょう。

なのでイキナリは難易度が高いですが、中~上級者であれば最適の学習エリアと言えるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これだけ丁寧&ボリューミーなチュートリアルがあれば、
脱初心者には充分すぎる量と質だと思います。

Touchdesignerは手を動かして覚えるのが一番手っ取り早く成長できるので、
1日1本でも数をこなして作品をつくっていきたいですね!

皆さんも私と一緒に、脱TouchdesignerBeginnerしていきましょう!🤗

InstagramやTwitterでもたまに発信したりしているので、
もし興味ある方はフォローくださると嬉しいです!

まる。

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Python歴5年のフルスタックエンジニア&ヨギー。
大学は心理学専攻、趣味はヘルスケア全般。
最近は自作脳波デバイスの設計とそれを使ったインタラクティブアート生成に勤しみ中。

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