【若者の51%が経済に悲観的?】ミレニアル世代とZ世代、α世代の傾向と価値観について紹介

若者

「ミレニアル世代」「Z世代」「α世代」という言葉を知っていますか?

これらは世代ごとの特徴を一括りに表現した、マーケティング業界などで使われる用語です。
若者、部下、上司、社会人・・・様々な表現で私達は人間を一括りにして扱っていますが、例えば同じ「若者」の中でもいくつかの世代に分類することができ、その分類によって価値観が大きく異なりますここでは今マーケティング業界で注目されている、主要な世代全体の傾向と、各世代ごとの特徴についてまとめました。

若者は経済をどう考えている?

楽しいミーティング

まず現代の若い世代は経済状況をどのようにとらえているかについてみていきます。実は若い世代の多くは今後の経済について、悲観的に見ている傾向があります。そのことをまずは正しく理解しなければ、今後のビジネスのニーズやサービスグロースの潮流などの把握は困難になるでしょう。

過半数が経済を悲観的に見ている

電卓

現在の若い世代は経済に対して決して楽観視していないことがわかります。デロイト・トーマツ・グループという世界的に有名な企業が行った、若い世代の中でも代表的な世代といわれるミレニアルZ世代を対象にした調査今後の自国経済についてネガティブな意見を持っている人が多かったということが判明しています。

特に世界的に見ても日本の若い世代は悲観的な予測をしている人が多いようです。2021年度のデータを見てみると、ミレニアル世代で54%、Z世代でも51%の人が「今後経済は悪化する」と回答しています。過半数の人が景気の悪化を予測しているわけで、これは今後の経済・消費活動を反映する可能性は高いです。2021年度の調査なのでコロナ禍の真っただ中ということも影響しているかもしれません。しかしそれを差し引いても、今後景気が持ち直さないかもしれないと若い世代はすでに予測していることがうかがえます。

世代間の価値観で生じがちなギャップ

疑問

この後の経済活動や経営方針を決めるにあたって、これからの若者が何を求めているのかを正確に把握することは大事です。世代間の価値観にはズレがあるのですが、どの世代であっても「自分の価値観が絶対」と錯覚しているケースが多いようです。

その結果、世代間で分かりあうことができず、一方の世代は「自分たちのことを理解してくれない」と不満をため込み、もう一方の世代は「何故この価値観が伝わらないんだ」というもどかしさに陥るという悪循環に陥りがちです。

アメリカのIT企業のシトリックス・システムズというところが「Work 2035: The Born Digital Effect」という国際調査を行いました。
その中で若い世代が職場環境で何を求めているかを調査したところ、日本を含めた10か国の18~39歳の労働者2000人の中で90%がフルタイムの出社を望んでいないことがわかりました。
コロナ禍を経た現在、元の勤務形態に戻ることを希望していないのです。

同じく管理職1000人に聞いたところ、例えばドイツだと会社勤務を望んでいるのが43.6%で、リモート勤務を支持するのは10.5%でした。このように、若い世代が何を望んでいるのか、管理職つまりより世代が高いほうが理解できていないと経済にもマイナスの影響を及ぼすことが懸念されます。


自分たちの価値観だけで商品やサービスを作ってしまい、結果として若い世代のニーズとずれたコンテンツを提供することで、どれだけ可能性を秘めた事業であっても大失敗に終わる恐れがあるからです。

経済に若者への理解は必須

アメリカでは、2020年時点で総消費の40%以上をZ世代が占め、
金額にしておよそ1,430億ドルもの購買力を持つという調査結果も存在しています。

今後のプロダクトやサービスに、若者への理解は欠かせないものなのです。

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若い世代を理解するためには各世代の特徴を把握しよう

まぶしい男性

若い世代に向けてサービスを提供したり、発信していったりするためには、若い世代のことをより正確に理解しておく必要があることを頭に入れておかねばなりません。
今回は、若い世代の中でもいくつかの世代ごとに分類をし、その世代ごとの特徴をまとめてみました。

物欲への執着のないミレニアル世代

倹約

ミレニアル世代とは2000年前後もしくはそれ以降に社会人になる世代のことです。一般的には1981~1996年生まれの人たちをこのように言います。ミレニアルは「デジタルパイオニア」と呼ばれます。IT革命の中で育っていったので、デジタル物に対する抵抗感がありません。

また物欲があまりない点も大きな特徴の一つです。商品やサービスについて必要な時以外にお金を出しません。このため、「とにかくバリバリ働いてお金を稼ぎたい」という欲もないです。生活するためのお金があれば、それ以上は望まない傾向が見られます。ミニマリストが多いのもこの世代の特徴です。お金よりもむしろSNSの「いいね!」やフォロワーの多さに価値を見出す傾向も見られます。

欲がないので性欲に対する関心も低めな傾向が見られます。恋人がいなくてもいい、結婚しなくてもいいと思っている人が多いです。恋愛をすると感情が乱されるので、安定志向のミレニアム世代はむしろ恋人を作ることをリスキーととらえがちです。

リアリスティックなZ世代

スマホを見る

Z世代というのは、1996年~2020年生まれの人たちを指しています。ミレニアル世代よりもさらにデジタルに通じていて、デジタルネイティブといわれています。スマホやSNSを主なコミュニケーションツールとして活用しています。ですから人とのつながりについても、ネット上のつながりに全くの抵抗感がありません。

Z世代の傾向として、リアリストの多いところが特徴の一つです。Z世代は成長する中でリーマンショックなどの世界不況を見てきました。ですからどんなに景気が持ち直しても「この先どうなるかわからない」という見方をしがちです。このため、商品やサービスを購入するのは慎重な人が多いです

ただし一方でお金を使うべきところには使い、メリハリを利かせています。ただし今の中高年世代のようにブランド品や高級腕時計などモノを保有するのではなく、フェスなどのイベントに参加する体験のためにお金を使う傾向が見られます。Z世代の場合、サブスクリプションサービス(月額課金制のようなシステム)が物心ついたときにはすでにあったので、物を保有することにあまり関心がありません。

コロナ禍で変容するα世代

パソコン操作中の男性

2021年時点で社会人の中でも最も若手なのはZ世代です。しかし、マーケティング界隈ではすでにポストZ世代とも言える世代に注目が集まっています。それがα世代です。ラテン文字がZで終わりを迎えてしまったので、次はギリシャ文字のαになるだということで名づけられました。

α世代は2010年代初頭から2020年代中盤にかけて生まれる世代を指します。ですから2021年の時点では、まだ社会や経済に影響を与えているわけではありません。

α世代の特徴として見逃せないのは、新型コロナの流行以降に社会に出てくるということです。日本でも「アフターコロナ」という言葉がしばしば使われているように、これまでとは違った新しい生活様式がα世代には広く浸透している可能性が高いです。「ビフォーコロナ」を知らないα世代は、それまでの世代とは大きく異なる消費行動をする可能性が高いといわれています。

彼らの価値観をいかに早く把握して、
商品やサービス提供に反映させていくかが今後の課題になってくるでしょう。

α世代からはロボティクスが当たり前の時代に

ソサエティ

α世代の特徴として、ロボティクスを身近に感じる存在になるのではないかと予測されています。

ロボティクスとはロボット工学のことで、ロボットの設計やコントロールなどを研究する学問のことです。ロボティクスは今後必須になるジャンルと見られています。日本はじめ先進国では少子高齢化で現役世代が減少しますし、新興国でも作業効率化のために需要が高まると見られているからです。

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また、ロボティクスとの親和性を支えるものとして、教育プログラムの改革も関係しています。
日本では2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されました
ソフトウェアのほかにもロボットキットを使ってプログラミングを学べる環境が整ってきています。

とある調査によると、ロボティクスが身近になる人は世界全体で2025年には20億人に達すると見込まれています。α世代が主役になる時代では、いかにロボティクスを活用した経済活動ができるかも一つ課題になってくるでしょう。

各世代の価値観を理解したアプローチを

手を取り合う

上で紹介したように、各世代間では価値観に大幅なズレがみられています。

各世代の価値観を正確に把握できていないと、需要を正確に反映した商品やサービスが今後提供できなくなります。また、若い世代の中でもミレニアルやZ世代、α世代それぞれで消費行動などの特徴も異なります。このことを正確に把握して、各世代へのアプローチを考えていくと良いでしょう。

まる。

Python歴3年のフルスタックエンジニア兼ブロガー兼ヨギー。大学は心理学、趣味はヨガ。
名刺・HP制作やハタヨガレッスンやってます。

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