新型コロナウイルス感染爆発は若者のせい!?~デルタ株とワクチンの防疫有効性から見えること~

(2021/08/02追記:
ワクチンの供給で感染爆発が止まる訳ないので、来月には必ず地方で医療崩壊がおきます。前もって明言しておきます。早ければ今月にはもうなるかも)

東京、全国と感染者増えていってますねー。

6月末時点で全体感染者数の30%程しかδ株保有者はいなかったので、
7月の感染爆発は5月下旬の段階で既に一部では懸念、というか予見されていました
(ニュースでどういう報道されているかは知らないけど。

東京オリンピックや、度重なる緊急事態宣言で気が緩んだ人たちの外出の重なりもあるでしょうが、、デルタ株の感染力はとても強いです。

ワクチン効果上回るデルタ株の感染力 専門家「ピーク見えない」 | 毎日新聞
 新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で初めて1万人を超えた。12日に東京都で緊急事態宣言が発令されてから2週間あまりが過ぎたが、感染拡大に歯止めがかからないばかりか、政府は首都圏3県と大阪府に宣言の発令対象を広げる方針だ。なぜ感染拡大は収まらないのか。

まず大前提として、ワクチンを打ったから外出OK、ワクチンを打ったからもうかからないと考えているのは大間違いです。ワクチンを打ってても、新型コロナウイルスには感染します。

(c)日本医師会

この図をみて、なんだ5,6%じゃん、と思った人は情報リテラシーのとても低い方だと思ってください。
こちら、変異株前の比較データになります。

5月時点でのイギリスによる検証結果では、δ株を含めたワクチンの有効性は以下の通りでした。

(c)NHKニュースより引用

図には載っていませんが、モデルナ製も90%以上の有用性は各国でもほぼ認められていません。

ここで、2つ言えることがあります。

それは、

・δ株に対しおよそ1割以上の人がワクチンを打ったにもかかわらず平気で感染する

・α株に対するアストラゼネカ製のように、情報のソースもとによって数値は大きく変わる

ということです。

ワクチンは重症化を防ぐための措置であり、「完全にかからない魔法の薬」ではありません。

上述の%の割合が示すことは、当たり前ですが「ワクチンは100%安全ではない」ということです。
理想論や、希望的観測だけで溺れる前にこの事実をよく認識してください。
あなたの隣人や、大切な人がかかってからではもう遅いのです。

東京の山手線のような電車(何故かもうマスクだけして当たり前のようにキツキツに座っていますが)で、仮に感染リスクが70%の電車にのって週5通勤していることとしましょう。

ワクチンを打っており、少し多めに見積もって90%の防病効果があるとしても、
その人が1カ月同じ生活を繰り返して感染する確率は0.7x(1-0.9)x20(日)=1.4、
つまり14%です。

同じ生活を繰り返しているだけで、感染のリスクはみるみる上がっていきます。
今日大丈夫だったからと言って、同じ行動で明日も大丈夫という保証はどこにもないのです。

これの、一体どこが安全なのでしょうか?

また、後遺症は、ワクチンをしていても今後数十年と残ります。
(残念ながら現在の医療で完治させる目処は立っておりません)

もう一度言いますが、ワクチンは重症化を防ぐだけです。
感染しなくなったり、後遺症が残らないわけではありません。
打ってる人も普通にかかります。

若者の外出傾向と感染者割合の増加が最近ニュースになっていますが、
これはデルタ株の感染力が非常に強い為です。

高齢者の感染者数が絶対数として減ったのではなく、
今まで感染リスクのある場所を出歩いていた若者のリスクが相対的に高くなっただけの話です。

データとしてみれば、ごく当たり前のことだと思います。

では何故、そういった当たり前のことに中々気付けないのでしょうか。

その一つとして、「情報の受け取り手の自分で考える力の欠如」があると私は思っています。

高度情報化社会のおかげで、今や簡単にGoogle検索で調べられる状態になりました。

そして、今や情報が溢れんばかりの過多、という時代になり、
ニュースやブログなどの記事、報道も「シンプル」で「分かりやすく」を追求した結果、情報が断片化していったものが大衆に流されやすくなったのです。考えるのがニガテな人は、特に「答え」を求めたがります。言い方を変えれば、「安直に安心を求めている」状態です。

解説】ワクチン効かず?新たな変異「ラムダ株」 - YouTube
TBS NEWSより引用

このようにシンプルかつカラーの散りばめられたイラストは見やすく、また、読み手も理解しやすいです。
しかし、この感染力と感染力「の可能性」の違いとは何か、何と何をどう比較したことによって、この数値差が出たのかそれを知らない事には、こういった報道はたいして意味を持ちません

その部分を放棄している報道の責任は話が逸れるので割愛しますが、
その問題は私達情報の受け取り手が意識するだけで、ある程度変えることもできます。

ニュースや報道は絶対ではなく、(自称)専門家が言っていることも正しいとは限らない。
(真逆の意見を言い合うコロナに対しての専門家もいるくらいです)

ひとつの報道を真実と鵜呑みにするのではなく、
情報一つ一つを、「いつ」「誰が」「どういった条件で」「どこで」「何に対し」「どのように」作られたものなのか精査することが大切なのです。

これが、いわゆる「情報リテラシー」と呼ばれる力です。

以前↑の記事で、ITリテラシー(情報リテラシー)の欠如により、引き起こされる問題について解説しましたが、日本では今度益々この傾向が強まっていくでしょう。

各々がこういって記事を読み、知識を身に着け、考える癖を日頃から行うことによって個々人に関しての防衛は可能ですが、それが一地域、ひとつの都市、一つの国となってくるとスケールが変わってきます。

正直、私は同じ20代でも感染パターンの違いとして、潜在的にこの「国内での格差」も見え隠れすると思っています。

メディアに対するリテラシーの高い人の答えはひとつ。

「そもそもかからないこと」です。これに尽きます。

現状維持では感染リスクが高まる一方であることを知り、
そのうえでどうすればいいかという点で、不急の外出は避けるべきなのです。

SNS慣れしている若者も、この現状を煽り金を稼ぐ報道陣も、それらを通し情報の発信を行っている立場ある方々も「明日は我が身」という気持ちを持って、自分にとっての都合の良い情報以外の視点で物事を捉えることが大切なのです。

明日になって後悔したくないのなら、そういった危機管理の意識は高めておきましょう。

という、当たり前のことが起きて大混乱なってるなーと思って書いた記事でした。

まる。

Python歴3年のフルスタックエンジニア兼ブロガー兼ヨギー。大学は心理学、趣味はヨガ。
名刺・HP制作やハタヨガレッスンやってます。

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