Paypal、前々から思うんだけどなんであんな使いにくいサービスで、世界中で利用されてるんだろう。
今月リリースしたWebアプリで、決済方法を増やそうと思いPaypalを導入することに決めました。
Herokuで2~3週間苦い思いをしたので、楽な実装にこだわろうと考えたのが沼への入り口でした。。
Paypalでは、プログラミングがよく分からない人でも、
「誰でも!簡単に!!」みたいなノリで決済機能を導入できるようSmart Payment Buttonsなる商品が用意されています。これは直感的に色やサイズ、価格を指定してボタンのレイアウトを作成し、その決済処理は裏側で自動で行ってくれるという素晴らしいサービスです。まともに動けばですが
うーーーん、、画面遷移しない。
そんな事象に遭遇し、かれこれ数日が経ちました。(やる気がないだけですが笑)
サーバーサイド自分で実装しなくても誰でも導入出来るのが推しなんじゃないの・・?
公式サイトの挙動も不安定で、設定を更新しても反映されないことがあるしだいぶサービスや機能の安定面で、疑問を抱きました。
ここら辺は、日本人が10割クオリティと評される所以なのかなぁと相対的に思うところがあります。
結局、今はAdobe XDでプログラミングできなくてもネイティブアプリ(iOSやAndroidアプリ)の簡易実装(プロトタイプ製作)を行えたり、Photoshop を使いこなせなくてもAIが自動で画像の邪魔な影を削除などしてくれる時代になってきてはいますが、どうもまだ細かい所の融通が利きづらいというか・・。将来はAIがなんでもやってくれるから、みたいな声を時々耳にしますが、
自分で実装したことのないAIについて幻想を抱くのは辞めましょう。
そんなこんなで、やっぱりある程度のスキルは持ってないと、手軽さを追求しすぎたサービス(機能)では融通が利きずらいと感じた休日でした。
他にも、一つのページで複数の価格設定などはサーバーサイドから自分で組まないと実装不可能だったり(じゃあ最初からサーバーサイドのドキュメント自分で読んで組んだほうが早かったじゃん!!)、「この端末を信用する」にチェック入れてるのに1時間単位で2段階認証求められたり・・。
「2段階認証オフにする」を選択すると「パスワードのみでログインできるようになります」って出るにも拘らず、強制的にSMSでの認証が追加されてしまい文言違いだったりと、挙げたらキリがないんですが。
本家の実装処理が甘すぎて、利用するのが恐いです。よくこんなの海外でつかわれてんな・・という印象。
自分でWebアプリを運用するようになって、挙動の安定性等もすごく気にするようになりましたが
Paypalの設定画面は本当に使いずらいです。触ってるだけで割と重いし、すぐログアウトされるしストレス。
自分で試してみて
・処理のスムーズさ、
・決済の手軽さ、
・管理画面の見やすさ
の三点で完全にStripeのほうに軍配が上がりました。(回しものじゃないです)
正直、次作るサービスではPaypalは導入したくありません。ほんとに。
海外向けの有料サービス考えてる方には、Stripe超推しです!
是非是非実装してみてください。ではでは。
(Squareなど他のグローバル決済システムと比較した時の話はまた紺d)
(2021/01/24追記)
テクニカルサポート(英語)に問い合わせた結果、迅速な対応をしてくださいました。
結局、html埋め込み型で実装すると自動復帰URLは、ウェブページ上での設定ではうまく機能しないようです。
(最初からRESTAPIで組んだほうが早かった説)
古い情報が混在しており、公式サイトのドキュメントは読みにくかったですがサポート対応は◎でした。
後は決済の挙動がもう少し軽快になることを期待しています。アメリカだともう少し早いのかな。