[Touchdesigner]指数関数的に変数の値を加速させる方法

はい、今月はTouchdesigner独自強化月間ということで、
よく使うTouchdesigner Tipsを週一ペースで発信していきます。

ググってすぐ出ることを2番煎じでまとめても意味がないので、「自分(≒初心者)の言葉でggって見たけどちょっと探すのに時間がかかった」系の小ネタ・ノウハウをTipsとして発信していきます。

やりたかったこと

VFX) Jojo's Bizarre Adventure : Stone Ocean OP2 Heaven's Falling Down ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン JJBA Part6

コチラの動画をつくっていた際に、プッチ神父のメイド・イン・ヘブンという「時を加速させる能力」に基づいてOPをJOJOに徐々に加速させていきたかった。

誰だってそーする。俺もそーする。

実装方法

これで解決した。
何をしているかというと、Express CHOPから0→1で定数的に増加している値をlookup CHOPのinput1に入れておいて、これをベースにしてinput2に入れたScurve CHOPの生成している波形に応じて動的に変化させている。

Scurve CHOPの使い方解説

Scurve CHOP での主な設定項目は以下のような形になっている。

  • Curve TYpe – 生成するカーブタイプ
  • Length – サンプル数の指定
  • Prepand – 曲線の先頭に変化しないサンプル数のみ追加
  • Append – 曲線の末尾に変化しないサンプル数のみを追加
  • Steepness – S カーブの急峻さ
  • Linearize – 曲線の屈曲率
  • Bias – カーブにかける偏りの値
  • (from Range) – 入力インデックスの下限と上限の範囲指定
  • To Range – カーブの低域と広域の指定

より詳細な説明はドキュメントを参照されたい。

今回は、Stone Oceanの曲の長さに応じて変化するExpress CHOPの入力をベースに、サビの部分がくくるにつれ加速するように実装した。

まとめ

もっとこうやったほうがスマートだよ、などご指摘有ればTwitterメールにてコメントいただけると嬉しいです!(Touchdesinger友達少ないので、勉強中の方繋がってくれると嬉しいです!)

まる。

Python歴5年のフルスタックエンジニア&ヨギー。
大学は心理学専攻、趣味はヘルスケア全般。

最近は自作脳波デバイスとそれを使ったインタラクティブアートのチューニングに勤しみ中。コラボ・お仕事のご依頼はDM又はメールにて。

↓アートとかの趣味アカ。よかったらみてね。٩(๑❛ᴗ❛๑)
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