先日届いたOpenCV発のKickstarter製品、小型4KAIカメラOAK-DLite。
早速使っていくためのセットアップをしてみたいと思います。
→追記:2022年日本国内でも正式に販売開始されました。Amazonでも購入可能なようです。
環境
環境:Windows11, Anaconda3, Python(3.8.12)
仮想環境構築
Anaconda Navigatorより仮想環境を立てる。
Anaconda3(AnacondaNavigator)のインストール方法はこちら↓
Git cloneできるようにする
その後、以下の記事を参考に仮想環境にGitのパスを通す。
Gitのインストールがまだの方はこちら。
セットアップ開始
では早速セットアップしてみましょう。
環境を立ち上げたら、インストールしたいディレクトリに移動します。
cd XXXX
APIのインストール
その後、depthAIをインストール。
git clone https://github.com/luxonis/depthai.git
少し待ち、インストールが終わると中に入り以下のファイルを実行してみましょう。
cd depthai
python install_requirements.py
※環境によっては、python3 install_requirements.py
と適宜読み替えて実行してください。
追加でインストールが始まります。
少し長いですが気長に待ちましょう。
デモの実行
はい、終わったらdemoを立ち上げてみましょう。
python depthai_demo.py
ここでなんとエラー!!
デバイスの認識が入ったり外れたりする音が繰り返しなっているので、電力不足かと思い供給口とデータ転送口の2つに分けて再度挑戦。
うーん、上がらない!!
Mr.Brandon、30秒で使えるようになるって動画でいうてたやん。。
そしてなんと、公式ドキュメントでは、Linuxの解決方法しか書かれていません。草。
Windowsはコマンドにオプションを加える
調べてみた所、Windowsの場合はLiteの兄貴分、OAK-D界隈の人たちがGithubのissuesでバグとして取り上げてくれていました。流石っす。
というわけで、Windowsの場合は以下のコマンドに直しましょう。
python depthai_demo.py -usbs usb2
-usbs usb2
のオプションを付けるのがミソ!
起動画面
はい、無事上がりましたね。
コンソールのほうでも、このようにデプス(深度)やらライト(輝度)やら取れていれば、無事成功です!
まぁ元々RaspberryPiとかへの組み込みメインで買ったし、
Windowsで使う予定は今の所ないんですが。
簡単に扱いやすそうだからと買ってみてチュートリアル立ち上げで躓くのはビビるなぁ。
気を取り直してぼちぼち休日はこの子で遊んでいきたいと思います。
遊んでみた。
(追記)
指先の形判定でハンドシグナル操作するコンテンツ試作してみました。けっこう楽しい。
ニーズあればまた気が向いたときにちょくちょくOAK-DLite系の記事も日本語で発信していく予定なので、よかったらTwitterやインスタフォローしてくださると嬉しいです。では。