概要 🧘
戦士のポーズ2
Warrior II(ウォリアーツー)
वीरभद्रासन(ヴィーラバドラーサナ)
戦士のポーズ2は、両脚を大きく開き、前ひざを深く曲げて両腕を肩の高さに水平に伸ばす、足腰の強さと股関節の開きを養う代表的な立位ポーズです。ポーズ名のヴィーラバドラーサナは、シヴァ神の化身とされる勇猛な戦士ヴィーラバドラ(Virabhadra)に由来し、第2のバリエーションでは、横に開いた前脚の方向へまっすぐ視線を向け、堂々と立つ姿が特徴とされます。
前足を真横に開き、後ろ足はやや内向きにして骨盤を横に開くのが、正面を向く戦士のポーズ1との大きな違いです。下半身の安定と上半身の伸びやかさを同時に意識する、ヨガの基礎を学ぶうえで欠かせない立位の定番ポーズとされています。
効果 ✨
働く主な筋肉・部位
- ●大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・内側広筋)
- ●大殿筋
- ●中殿筋
- ●内転筋群(大内転筋・薄筋)
- ●三角筋(前部・中部・後部)
期待できる効果
- ●下半身の強化 — 前ひざを曲げて支え続けることで、太ももやお尻まわりの筋肉が鍛えられるとされます。
- ●股関節の柔軟性 — 両脚を大きく開いて骨盤を横に向けることで、内ももや股関節まわりが心地よく伸びるとされます。
- ●姿勢の安定 — 上半身を起こして両腕を水平に保つ感覚が養われ、体幹の安定につながるとされます。
- ●肩まわりの活性 — 両腕を左右に長く伸ばし続けることで、肩や胸まわりが開かれるとされます。
- ●集中力の高まり — 視線を一点に定めて呼吸を続けることで、気持ちを落ち着け集中を保つのに役立つとされます。
やり方 🦶
1両脚を大きく左右に開いて立ち、両腕を肩の高さで水平に伸ばします。足首がだいたい手首の真下にくる程度を目安にします。
2右のつま先を真横(右方向)へ90度向け、左のつま先はやや内側に向けます。両足のかかとはほぼ一直線上にそろえます。
3骨盤を正面(左右の中間)に向けたまま、息を吐きながら右ひざを曲げていきます。
4右ひざがかかとの真上にくるところまで曲げ、ひざが内側に倒れないよう、つま先と同じ方向へ向けます。
5両腕を前後にまっすぐ長く伸ばし、肩の力を抜いて肩の高さに保ちます。視線は前方の右手の指先へ向けます。
6上半身は左右どちらにも傾けず、骨盤の真上に起こしたまま、ゆったりと数呼吸キープします。ほどくときは右ひざを伸ばし、反対側も同様に行います。
注意・禁忌 ⚠️
- ●ひざ・股関節・肩に痛みやケガがある方は無理に行わないでください。前ひざに体重がかかりやすく、関節への負担が大きくなりやすいとされます。
- ●前ひざの向きに注意し、ひざが内側に倒れたままつま先より前へ出ないようにします。ひざをひねる形になると関節を痛めるおそれがあるとされます。
- ●高血圧や心臓に不安のある方は、両腕を長く上げ続ける姿勢で負担を感じやすいため、保持時間を短くするなど無理のない範囲にとどめるのが安全とされます。
- ●痛みや強い違和感、めまい、息苦しさを感じたら直ちに中止し、必要に応じて医師に相談してください。
軽減法・発展形 🔧
軽減法(やさしくする)
脚を開く幅を狭めると前ひざの曲げが浅くなり、太ももへの負担をやわらげながら形を覚えられます。
腕を長く保つのがつらい場合は、両手を腰に当てて下半身の安定づくりに集中します。
バランスが取りにくいときは、後ろのかかとを壁につけて支えにすると、足裏で床を踏む感覚をつかみやすくなります。
発展形(さらに深める)
前ひざをかかとの真上まで深く曲げ、太ももが床と平行に近づくところまで腰を落として保持時間を延ばします。
上半身をまっすぐ起こしたまま呼吸の数を少しずつ増やし、両腕を左右へさらに長く伸ばし続ける意識を加えます。
関連ポーズ 🔗
- ●戦士のポーズ3 — 同じ立位で軸と下半身を養うポーズ
- ●リバース戦士のポーズ — 同じ立位で軸と下半身を養うポーズ
- ●山のポーズ — 同じ立位で軸と下半身を養うポーズ
参考資料 📚
- ●ウィキペディア(日本語)― アーサナ
- ●Wikipedia (English) ― Virabhadrasana
- ●Wikipedia (English) ― List of asanas
- ●Yoga Journal ― Warrior II Pose (Virabhadrasana II)

