Warp CHOP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】

※当サイトにはプロモーションリンクが含まれます。

Warp CHOP の時間ワープ機能を示す図

記事更新の通知はXでアナウンス٩(๑❛ᴗ❛๑)
@maru6o6をフォロー

概要 📖 – 曲線で時間軸を歪ませる

Warp CHOPは、第 1 入力(Pre-Warp Channels)を第 2 入力(Warp Curve)の単一チャンネルでタイムワープし、可変速再生や任意位置サンプリングを行う CHOPです。Rate Control では Warp Curve の値そのものが再生速度(1 = 等速、>1 で加速、<0 で逆再生)として作用し、Index Control では Warp Curve の値が Pre-Warp Channels の時間インデックスとして直接参照されます。出力チャンネル数とサンプルレートは Pre-Warp 入力に従い、start-end 区間は Warp Curve 入力に従います。

主な用途 🎯

  • Pre-Warp Channels のタイムストレッチ・タイムコンプレッション(Warp Curve による時間軸の伸縮)
  • Rate Control モードでの可変速再生(Warp Curve > 1 で加速、< 1 で減速、< 0 で逆再生)
  • Index Control モードでの任意位置サンプリング(Warp Curve の値を時間インデックスとして直接参照)
  • キーフレームアニメーションのタイミング調整(非タイムスライス済みチャンネルの時間軸再マッピング)
  • Stretch Indices to Channel Length による Warp Curve の自動正規化(min/max を Pre-Warp 範囲の端点に対応付け)

データフロー 🔄

入力 1: Pre-Warp Channels(時間ワープ対象)

入力 2: Warp Curve(単一チャンネルの時間制御信号)

Method(Rate Control / Index Control)選択

Stretch Indices to Channel Length による正規化

線形補間(stretch / compress 両対応)

出力: Warp Curve の start-end 区間で時間軸変換されたチャンネル

Tips

初心者の方は、以下日本語書籍も手元にあると安心です。

まる。
まる。

実際の案件事例まで踏み込んで紹介されていて、効率よくスキルアップするなら必携の二冊です!


パラメータ解説 ⚙️

Warp Page 📁

Method .method 🎛️

Warp Curve をどう解釈するかを決定するモード切り替え

項目 内部名 説明
Rate Control .rate Warp Curve の値を再生速度(rate)として解釈。値 1 で等速、>1 で加速、<1 で減速、<0 で逆再生
Index Control .index Warp Curve の値を Pre-Warp Channels への時間インデックスとして解釈。Units が Seconds なら Warp Curve 値 2 で時刻 2 秒の値を取得

Stretch Indices to Channel Length .scaleindex 📏

Warp Curve の値域マッピング設定:

  • オン: Warp Curve の最小値・最大値を Pre-Warp Channels の開始・終了に対応付け。Warp Curve の絶対値ではなく相対形状のみが意味を持つ
  • オフ: Warp Curve をそのままの値で適用。Pre-Warp Channels の伸縮(stretch / compress)に対し線形補間が行われる

Common Page 🔧

Time Slice .timeslice ⏱️

Time Slice モードの強制設定:

  • オン: チャンネルを「タイムスライス」モードに強制
  • タイムスライス: 前回のクックフレームから現在のクックフレームまでの時間

Scope .scope 🎯

影響を受けるチャンネルの絞り込み:

  • Scope 文字列: 影響を受けるチャンネルを指定する文字列
  • パターンマッチング: *[1-10] 等のパターンが使用可能

Sample Rate Match .srselect

複数の入力 CHOP のサンプルレートが異なる場合の処理方法

項目 内部名 説明
Resample At First Input’s Rate .first 最初の入力のレートで他をリサンプル
Resample At Maximum Rate .max 最高サンプルレートでリサンプル
Resample At Minimum Rate .min 最低サンプルレートでリサンプル
Error If Rates Differ .err レート不一致でエラー

Export Method .exportmethod 📤

CHOP チャンネルをパラメータに接続する方法

項目 内部名 説明
DAT Table by Index .datindex DAT テーブルのインデックスでチャンネルとパラメータを対応付け
DAT Table by Name .datname DAT テーブルの行名でチャンネルとパラメータを対応付け
Channel Name is Path:Parameter .autoname チャンネル名を `path:parameter` 形式で記述し直接対応付け

Export Root .autoexportroot 🌳

Channel Name is Path:Parameter モード時のパス基点:

  • Export Root パス: autoname モードでチャンネル名のパス部分を相対化する基点 OP のパス

Export Table .exporttable 📋

DAT Table エクスポート方式での参照 DAT:

  • Export Table DAT: datindex / datname モード時に参照する DAT のパス

Rename from .commonrenamefrom 🔤

リネーム対象チャンネルのパターン:

  • Rename from パターン: リネーム対象とするチャンネル名のパターンマッチング文字列

Rename to .commonrenameto 🔁

リネーム後の置換パターン:

  • Rename to パターン: Rename from にマッチしたチャンネルの新しい名前パターン (デフォルトはリネームなし)

実践アイデア 💡

Example 1: キーフレームアニメーションのタイムストレッチ 🎬

Keyframe CHOP (Pre-Warp Channels) → Warp CHOP ← LFO CHOP (Warp Curve, Rate Control) → Geometry transform
  1. Keyframe CHOP でモーションパスを作成(非タイムスライス済み)
  2. 第 2 入力に LFO CHOP を接続し、Warp Curve として時間制御信号を供給
  3. Warp CHOP の Method を「Rate Control」に設定、Warp Curve の値で再生速度を可変
  4. 出力をジオメトリの transform パラメータへ Export し、緩急のあるアニメーションを生成

Example 2: Index Control で任意位置サンプリング 🎯

Pattern CHOP (Pre-Warp Channels) → Warp CHOP ← Constant CHOP (Warp Curve, Index Control) → Output
  1. Pattern CHOP で 0〜10 秒分の波形データを生成
  2. 第 2 入力に Constant CHOP(または Math CHOP の出力)を接続
  3. Method を「Index Control」に設定し Warp Curve 値 = 3.5 で時刻 3.5 秒の値を直接取得
  4. Warp Curve の値を別 CHOP で動的に変化させればスクラブ再生(タイムライン上を自在に移動)が可能

Example 3: Rate Controlで逆再生・スロー演出 🔁

Pre-key-framed motion → Warp CHOP ← Wave CHOP (Warp Curve: -1 → 1 sweep, Rate Control) → Geometry
  1. 事前にキーフレーム化したモーションを Pre-Warp Channels に流し込む
  2. Warp Curve として -1 〜 1 を sweep する Wave CHOP を第 2 入力に接続
  3. Method を「Rate Control」、Stretch Indices to Channel Length をオンに設定
  4. Warp Curve が負の領域でアニメーションが逆再生、絶対値が小さい領域でスローモーションになる演出が完成

関連オペレータ 🔗

類似機能OP 🔍

  • Speed CHOP — 速度値を時間積分して進行を制御する CHOP。Rate Control 用途で代替可能
  • Lookup CHOP — 別 CHOP をインデックスとして値を引く。Index Control 用途と類似
  • Stretch CHOP — サンプル数を変えずに開始・終了時刻のみ伸縮(純粋なタイムストレッチ)

組み合わせ推奨OP 🔄

  • Speed CHOP — Rate Control の前段で Warp Curve を積分し、Index Control 等価の挙動に変換
  • Audio Oscillator CHOP — 周期波形を Warp Curve として供給し、揺らぎのある再生レートを生成
  • LFO CHOP — 低周波変調を Warp Curve に供給し、緩急のあるタイミング演出
  • Pattern CHOP — 明示的なタイミングカーブを生成して Warp Curve として供給
  • Math CHOP — Warp Curve に Range 変換やスケーリングを適用して挙動を整える

前処理・後処理CHOP 🎯


Info CHOP情報 📊

Warp CHOPは Info CHOP による詳細情報取得に対応しています。

CHOP固有情報 🎚️

  • start: CHOPインターバルの開始(サンプル単位)
  • length: CHOPのサンプル数
  • sample_rate: フレーム毎秒のサンプルレート
  • num_channels: CHOPのチャンネル数
  • time_slice: タイムスライス有効時は1、無効時は0
  • export_sernum: Export接続の更新回数

汎用オペレータ情報 🔄

  • total_cooks: プロセス開始からのクック回数
  • cook_time: 最後のクック時間(ミリ秒)
  • cook_frame: 最後にクックされたフレーム番号
  • warnings: 警告数
  • errors: エラー数

トラブルシューティング ⚠️

よくある問題と解決策 🔧

❌ Problem: Warp Curve を変えても出力が変化しない
✅ Solution:

  • Pre-Warp Channels がタイムスライス済みになっていないか確認(Warp CHOP は通常、非タイムスライス済みチャンネルで動作)
  • 前段に Null CHOP を挟み、Time Slice を明示的にオフにして信号を整える
  • Method が Rate Control の場合、Warp Curve が定数 1 だと出力 = Pre-Warp と等価になる(変化させたければ 1 以外の値を流す)

❌ Problem: 出力の start-end 区間が想定と違う
✅ Solution:

  • 公式仕様: 出力の start-end は Warp Curve(第 2 入力)に従う。Pre-Warp Channels の区間ではない
  • Warp Curve 側の length / start を Trim CHOP や Stretch CHOP で先に整える
  • Sample Rate Match を確認し、両入力のサンプルレート不一致による意図しない resample を回避

❌ Problem: アニメーションがカクついて滑らかにならない
✅ Solution:

  • Warp Curve に高周波ノイズが混入していないか確認、前段に Filter CHOP でスムージングを追加
  • Stretch Indices to Channel Length をオフにし、Warp Curve の絶対値で動かしたいときは値域を Math CHOP の Range 変換で先に整える
  • Index Control では Warp Curve の値が逆行・急変すると線形補間でジャンプが発生する。連続単調な Warp Curve を入力する

❌ Problem: 逆再生(Rate < 0)で挙動が予期しない
✅ Solution:

  • Rate Control で Warp Curve が負の領域に入ると進行が逆向きになるが、累積位置が Pre-Warp Channels の範囲外に出ると無音/値ホールドになる場合がある
  • Stretch Indices to Channel Length をオンにして Warp Curve の min/max を Pre-Warp の端点に対応付けると、範囲外参照が起きにくい
  • Speed CHOP を先に挟んで累積を可視化し、想定する Warp Curve 範囲を Math CHOP で clamp する

参考資料 📚

その他 🔗

公式リソース 📖

この記事はLLMと共に内容を執筆、更新しています。
最新バージョンとの項目差異など、情報の不一致を見つけた心優しい方はXもしくはInsta、メールなどよりサイト管理者までご連絡ください😎


まる。

お仕事のご依頼はDM又はメールにて。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
Python/Touchdesigner/M5Stackをこよなく愛すフルスタックエンジニア。
専門は生理心理学、趣味はヨガやサウナ、EMS電気風呂などヘルスケア全般。
脳波や筋電、心拍を中心とした生体情報のセンシング&インタラクティブアートづくりがライフワーク。

普段はワントゥーテンという会社で空間演出エンジニアをしています。
リファラル採用お繋ぎできますので、我こそはという尖った方は経歴と希望職種添えてDMください(エンジニア以外、営業職等もOK)。
ご飯行きましょう。

↓日常垢
Instagram:@malmal0v0

まる。をフォローする
その他の記事はこちら
Math Combine POP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】
ZED Select TOP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】
ZED POP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】
Window COMP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】
Widget COMP 完全ガイド | 使い方・パラメータ解説【TouchDesigner】

タイトルとURLをコピーしました